機能をデザインに落とし込んだ、
体温と外気温の温度差で発電する画期的ウオッチ。サーミック

1998年、セイコーは新たな腕時計の形として、腕に着けた人の体温と外気温との温度差によって発電し、エネルギーにするクオーツウオッチ「サーミック」を発売した。フル充電で約10か月間も駆動できる、セイコーの高い創造力と技術力を象徴したモデルだった。腕から外し発電が止まると秒針がストップするパワーセーブ機構も備えている。ベゼル部に配置された円のデザインは空気孔の役割を果たしており、かん足も、エアインテークを模した大きなスリットが空気の通り道として設けられている。ムーブメントの特性がデザインにうまく活かされている。
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