Design
Age
腕時計が高価だった当時、主流はビジネスやよそいき用のドレスウオッチ。男性用は丸型のケースが主流であった。ウオッチサイズのトレンドが大型化するにつれ、「マーベル」「クロノス」など、毎年のように新ムーブメントも登場。亀戸・諏訪の両工場が切磋琢磨して機械式腕時計の技術が向上していった。女性向けのケースデザインは、長方形やアーモンド形が多く、細身、小ぶりでドレッシーなデザインが好まれた。男女ともにレザーストラップが主流であったが、ブレスレットは伸縮性のあるSバンドなども存在し、店頭で好みのバンドに付け替えることもしばしばあった。