時計のデザインの可能性に挑む
社内デザイナーの発信の場。「セイコーデザイン展」


写真はすべて1990年の「喜・怒・哀・楽」テーマから。これは「哀」をイメージした「揺れる涙」という作品。

雨粒を宝石に例えた「雨上がりは楽しい」と名付けられた作品。

攻撃的な情緒を表現した「IKARI」という作品。

「時分針の憂うつ」と名付けられた、「哀」を表現した作品。
1986年、セイコーエプソン・セイコー電子工業・精工舎(すべて当時の名称)の3社のデザイナー(約160名)によって、デザイナー集団体「ASDA(=ALL SEIKO Designers Association)」が結成された。このASDAが自由な創造の場をつくる具体的な活動として1987年にスタートさせたのが、デザイン展「SEIKO CREATIVE TIME PIECES」だ。この企業内デザイナーの自主活動と発信はデザイン業界にも注目され、全国のお客様にセイコーグループのデザインを知って頂く機会にもなった。活動は、時間と人間との関係を示す「人・間・時・感」を全体テーマに5年間にわたり行われ、デザインの可能性を追求した。









































































































































