刀でスパッ!と切り落としたような
造形が特徴のダイバーズウオッチ。SEIKO DIVER SCUBA 200m


直線的な面構成を持ったダイバーズウオッチ。ベゼル表示板のアワーマークのデザインもあいまって、精緻な印象だ。

2004年に発売されたこのダイバーズウオッチは、ファンの間では「SAMURAI」の異名で呼ばれ、愛されている時計である。デザインの最大の特徴は、ケースの面構成だ。パッ!スパッ!と2回ほど切り落としたような大胆な造形が、その異名の由来なのかもしれない。この直線的で鋭角な構成のデザインは、精緻ですっきりとした日本的なイメージをもたらしている。ケースの側面はまるで兜のようにも見え、ベゼルの表示板のアワーマークも先端に向かって細くなった形が鋭い刃のよう。様々に浮かぶその考察も楽しいウオッチだ。
関連コンテンツを見る








































































































































