Seiko Design 140

2代目以降のデザインにも
影響を与えた初代ダイバーズウオッチ。
セイコー ファーストダイバー

このモデルの誕生から、機能性、安全性を追求するセイコーのダイバーズウオッチの歴史が始まった。

1965(昭和40)年、日本初の150m防水を実現した自動巻の機械式腕時計が誕生。高水圧に耐えられるよう、りゅうず部分に二重パッキン構造を採用し、その性能が評価され1966年の第8次の南極越冬隊にも採用された。シンプルな円錐面のケース、薄型の回転ベゼルのデザインはスマートな印象。裏ぶたには防水性をあらわすイルカのマークが付いている。ダイヤルは黒のみで、インデックスは蓄光塗料を乗せたスクエア形状。この11か所のインデックスは植略字ではなく、強い衝撃を受けても剥がれないエンボス仕上げ。このファーストダイバーの技術とデザインは、その後も着実に進化し本格ダイバーズウオッチとして発展していった。

シンプルな円錐面のケース。二重パッキン構造のりゅうずには「SEIKO」の文字が輝く。

030 300m防水ダイバーズウオッチ
112 EPD表示体によって実現 スペクトラム
003 日本で初めての国産腕時計 ローレル
049 1980年代のウオッチトレンド
092 2000年代のウオッチトレンド
014 レディスウオッチの生産が本格化 セイコー メリット
045 デザイナー海外駐在事務所
073 目指したのはおおらかな美しさ セイコー ノイエ
123 ラッキーモチーフのルキア
089 ぜんまいで駆動しクオーツで制御する スプリングドライブ
025 国産初のクロノグラフモデル クラウン クロノグラフ
031 セイコー 5スポーツ
140 新たな創造の場「Seiko Design Center」
070 多機能ムーブメントを情緒的にデザイン エイジ オブ ディスカバリー
083 ルキア セカンドモデル
054 世界初の録音再生機能付き腕時計 ボイスノートM516
101 スプリングドライブ ムーンフェイズモデル
058 世界初の腕時計型コンピュータ 腕コン
056 北極、南極、エベレストで使用された耐寒仕様のフィールドマスター
126 海外レディスウオッチ刷新
120 宇宙用腕時計 スペースウォーク
111 グランドセイコー ヘリテージコレクション SBGA211(通称:雪白)
121 色鮮やかなダイヤルたちが魅惑的な輝き カクテルタイム発売
127 ウオッチデザイナー初の受賞「現代の名工」
137 セイコー 5スポーツ リニューアル
104 イルカのフォルムを思わせる流線型のダイバーズウオッチ PIPINシリーズ
087 2100年まで時刻・日付の修正不要 パーペチュアルカレンダー
110 独創的なデザインで強い個性を放つラグジュアリーシリーズ ガランテ発売
066 社内デザイナーの発信の場 セイコーデザイン展
029 世界初のベルアラーム機構を備えた セイコー ビジネスベル
004 初めてのセイコーブランド腕時計の発売
023 1964年の国際的な競技大会に採用された高精度の計測装置 機械式ストップウオッチ
039 世界初の6桁表示の液晶デジタルウオッチ
034 1970年代のウオッチトレンド
103 雫石高級時計工房 設立
043 別名「ツナ缶」として愛される プロフェッショナルダイバー600m
099 SEIKO PREMIER
041 銀座デザイン室の設立
086 9S系機械式 グランドセイコー
098 デザイナーたちが発信していく社内プロジェクト Power design Project
028 現在に受け継がれるセイコースタイル
053 100万ドルの輝き 初のハイジュエリーウオッチ
051 世界初のテレビ付きウオッチ
084 柔構造による斬新なウオッチ エアプロ発売
038 ダイヤルのLEDが1秒ごとに美しく点滅 フラッシュセコンド
059 極小ムーブメントが可能にしたアクセサリー感覚の腕時計 ティセ
071 9Fクオーツ グランドセイコー
011 セイコーの機械式時計技術の礎 マーベル
064 時の流れを輪の連鎖で表現 クレドール リネアクルバ
002 国産時計の製造に向けて 精工舎の設立
115 ムービングデザインコレクション
133 プロスペックス グレート トラヴァース
085 ルキア サードモデル
097 ストリームラインデザインのウオッチ
139 音声デジタルウオッチ
107 SEIKO DIVER SCUBA 200m
125 ランドマスター スプリングドライブ
113 パワーデザインモデル(通称:碁石)
055 初代スピードマスターのデザイン
134 ミラノデザインウィーク2018
027 セイコー ファーストダイバー
016 セイコースポーツウオッチの原点 ローレル アルピニスト
100 セイコーIU
005 セイコーの鉄道時計
042 世界初の多機能デジタルウオッチ クロノグラフ0634
018 セイコーの頂点を標榜する腕時計 グランドセイコー
082 キネティックレディス発売
122 アクティブマトリクスEPD方式ウオッチ
026 国内外でヒットした セイコー ホワイトシリーズ
047 「タートル」の別名で親しまれる サードダイバー
033 超薄型の高級ドレスウオッチ セイコーU.T.D.
040 液晶デジタルクオーツ05LC
109 キネティック パーペチュアル
093 使用しない時は休眠する腕時計 キネティック オートリレー
062 硬質な輝きの薄型ドレスウオッチの流行
052 アラームとクロノグラフの両機能を併せ持つ ハイブリッド ダイバーズウオッチ
032 世界初のクオーツ式腕時計 クオーツアストロン
037 流線的なシルエットが目を引く グランドクオーツ
081 アークチュラ発売
006 腕時計の生産増強をめざし 第二精工舎設立
036 北極圏への冒険にも携行 1970 メカニカルダイバーズ
061 トラディッショナルウオッチの流行
008 疎開先の長野県諏訪にて 諏訪精工舎創業
106 クレドール ノード シリーズ誕生
136 スクールタイム
050 繊細でありつつ華やかな高級ドレスウオッチ クレドール
019 目指したのは最高峰のドレスウオッチ ゴールドフェザー
076 登山愛好家のためのウオッチ アルピニスト発売
001 セイコーの原点 服部時計店
007 セイコーの触読時計
009 1950年代のウオッチトレンド
010 セイコー初の本格中三針ウオッチ スーパー
012 デザインのための組織 生産部意匠係の発足
013 日本初自動巻腕時計 オートマチック
015 キングセイコーにつながる腕時計 クロノス
017 1960年代のウオッチトレンド
020 グランドセイコーと別の道を歩むもうひとつの高級ウオッチ キングセイコー
021 キングセイコーとペアをなす女性用腕時計 クイーンセイコー
022 初のトータルデザインウオッチ スポーツマチック ファイブ
024 国産初 セイコーワールドタイム
035 グランドセイコーの最高機種 グランドセイコー V.F.A.
044 1970年代の腕時計たちを彩ったカラーダイヤルとカットガラスの流行
046 潜水艦のソナーから発想 セイコー タイムソナー
048 計算機能を搭載 セイコー チェックメイト カリキュレーターアラームC359
057 コンボ構造のフィールドマスター
060 ガラスブレスレット
063 非対称のバランス RIVOLI
065 りゅうずを3分間巻くと3日間駆動 手巻発電クオーツ インパクト
067 立体的なカタマリ感と美しい鏡面 アスタリスク
068 1990年代のウオッチトレンド
069 世界初のダイブテーブル機能搭載 スキューバマスター
072 ソットサス コレクション
074 ランドマスター
075 セイコー ルキア発売
077 ALBA SPOON登場
078 時計の本質を見つめたデザイン SUS
079 アクティブに生きる女性向けの海外ブランド SEIKO VIVACE
080 セイコーウオッチデザインセンター発足
088 体温と外気温の温度差で発電する サーミック
090 キネティック クロノグラフ
091 懐かしくて新しい h-timetron
094 SEIKO DIVERS SKX781
095 マイクロアーティスト工房設立
096 映画の世界観を具現化 未来のリストウオッチ
102 グランドセイコー初のスプリングドライブ
105 ルキア(SSVX067)
108 スポーチュラ
114 グランドセイコー初のクロノグラフ
116 SPIRIT by power design project
117 クレドール ロコモティブ
118 TISSE ブランドリニューアル
119 2010年代のウオッチトレンド
124 GPSソーラーウオッチ「セイコー アストロン」
128 セイコー初、デザイナー出身の執行役員
129 セイコー アストロン セカンドモデル
130 クレドール「叡智II」
131 プレザージュ クラフツマンシップシリーズ
132 プロスペックス アルピニスト デジタル
135 ミラノデザインウィーク2019
138 学生向けウオッチデザイン出張授業