全体の印象を「ホワイト」にまとめ
国内外でヒットしたシリーズ。セイコー ホワイトシリーズ


ケース、ダイヤル、ブレスレットを統一感のあるホワイト(シルバー色)でまとめたデザインでヒット商品となった。

ケースの形状がアーモンド型のモデルが人気。ラグ部のデザインとガラスのカット面が非常に繊細な印象。

ダイヤモンドを塗布したカッターでカットを施した、輝きのあるブレスレットも特徴的だ。

1964(昭和39)年に登場したセイコーホワイトシリーズ。当時の腕時計市場はレザーストラップのモデルが多かったが、このシリーズはブレスレットにも金属を採用し、全体の印象を「ホワイト(シルバー)」に統一したデザインで大ヒットした。中でもケースとブレスレットの接続部にジルコニアを石留めで装飾したり、アクリルガラスの外周を宝石のように細やかにカットした繊細なモデルが70年代にかけて流行。日本だけでなく海外でもヒットした。特に日本とイギリスではアーモンド形のケースのタイプが非常に人気だった。









































































































































