Design
Age
1975年のパリを皮切りにニューヨークなど海外のデザイン拠点の開設がはじまり、グローバルな視点でのデザインが推進されていった。
1968年、事業のグローバル化を見据えて、デザイナーを対象にした海外への視察出張やイタリアの宝飾学校への留学派遣が始まった。そして1975年には海外のデザイン拠点として、パリに事務所が開設された。当初は時計市場調査やトレンドの調査がメインだったが、徐々にヨーロッパの動向を捉えたコンセプト・デザイン提案が行われ、人材育成の場として機能していく。1982年にはニューヨークにデザイン拠点、1987年にはミラノにデザイン研究所、1989年には香港にもデザイン拠点を開設。グローバル視点、ローカル視点の両面からデザインが推進されていくことになった。