アークチュラ
Arctura
1997年に発売されたアークチュラはセイコー独自のキネティックキャリバーを搭載し、時計界の著名なデザイナー、ヨルグ・イゼック氏による流線的な造形のデザインです。当時としては珍しく、グローバル展開を意識した象徴的なモデルです。最先端の素材や技術を駆使して、前衛的なデザインを追求しました。防水性能やキャリバーの違いで4モデル展開されました。
新構造による一体感のある
デザイン
MIM(金属粉末射出成型)により、ケースとバンドへつながる一体感のある造形を表現しています。りゅうず周辺の複雑な造形の再現もMIMによる成型が不可欠でした。電池交換不要のキネティックキャリバーにより、裏面は凹凸のないワンピース構造で、腕馴染みがスムースです。ウレタンとステンレススチールで構成されたバンドで、デザインとフィッティングの良さを両立しています。