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社内用語

カンがケースの片側に２本突き出ているケース形状のこと。１本の時は１本カンと言うが、３本は３本カン…ではなく、3本以上はクシ歯カンという。

印刷用の版を作成するときの錯視補正テクニック。文字の内側の角を鋭く切り抜くことで、印刷がより鮮明に見えるようにする。「ヒゲ」と組み合わせて、印刷をきりっとした印象にしたいときに使う。

ダイヤル見切り

完成品の、上面からダイヤルが見えている範囲。ダイヤルとケースの境界のこと。境界線が丸いものは丸見切り、四角いものは角見切りなどと呼ぶ。

印刷する形状が刻まれた版の盤面にインクを詰め、タコと呼ばれる弾力のある部品に押しつけ転写し、それを更にダイヤルに押しつけ印刷する方法。スクリーン印刷に比べて細かなデザインを表現することができる。

はめ込み式の裏ぶたのこと。スナップバックともいう。薄型に仕上げることができるため、ドレスウオッチ、小ぶりなサイズのウオッチによく使われる。また、角型などの変形の裏ぶたもだぼを使うことが多い。

バンドの余り部分を留めるループ状の部品で、バンドに固定されているもの。相方は遊革。

腕時計の機械を入れる容器部分のこと。ケースと呼ぶこともあるが、ベゼル、りゅうず、裏ぶたなどは含まない。

ザラツ研磨が施された面のこと。ザラツ研磨が可能な平面と二次曲面を用いて構成されている。

金属ダイヤルの表面加工の一つで、凸凹で模様をつけた型を打ち付けてダイヤルの表面に模様をつける仕上げのこと。または、プラスチックダイヤルで凹凸の模様を成型形でつけたもの。様々な模様があり、さらにF目やホーニングなどの加工を…

２本のカンの間の部分のことを説明する際の呼称。２本の足の間だから又（また）。よくよく考えるとちょっと恥ずかしい呼び名かもしれない…。