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セイコーウオッチが、時計の可能性を育む発信拠点「Seiko Seed」を原宿にオープン。~展覧会「からくりの森」を公開~

2022.10.24

セイコーウオッチ株式会社(代表取締役社長:内藤 昭男、本社:東京都中央区)は、時計の新たな可能性を育み、腕時計の様々な楽しさを体験できる発信拠点「Seiko Seed(セイコー シード)」を、10月20日(木)、WITH HARAJUKU(ウィズ 原宿)にオープンいたします。また、オープニングを飾る展覧会「からくりの森」を、10月20日(木)より11月6日(日)まで開催いたします。この展覧会は、DESIGNART TOKYO 2022(※1)の公式プログラムです。

展覧会「からくりの森」
展覧会「からくりの森」

Seiko Seed

「Seiko Seed」の「Seed」は、「Seiko Experience Engineering and Design」の略であり、「エンジニアリングとデザインで創り出した、腕時計の様々な楽しさを体験する場」という意味が込められています。

 セイコーは、時計の修繕と販売から事業を開始し、掛時計、置時計、腕時計と製造に着手し、140年の歴史を歩んでまいりました。その長い歴史の中で生み出した商品から未来への夢まで、技術とデザインを切り口としたイベントや企画展活動により、セイコーグループのスローガン「時代とハートを動かすセイコー」を体験する場として発信してまいります。

所在地東京都渋谷区神宮前1-14-30 WITH HARAJUKU 1階
電話番号03-6271-5061
営業時間無休(年末年始を除く)平日 11:00 ~ 20:00
公式Web サイトhttps://www.seiko-seed.com
施設業態情報発信スペース *時計の販売は行っておりません

展覧会「からくりの森」

 腕時計は人々にとって最も身近な「機械」の一つですが、の動きや音が鳴る構造を見る機会はほとんどありません。「からくりの森」では、腕時計の中にいる小さな機械たちが外に現れ、自由自在に動くの動きや、自然の美しい音を奏でる様子を、楽しみながら体感できます。今まで気付かなかった「時」の移ろいと表情を楽しみつつ、腕時計の仕組みや面白さ、技術の広がりを実感していただきたいと思います。

 この「からくりの森」は、二つのインスタレーションで構成しています。「時計仕掛けの森」は、アーティストのクワクボリョウタ氏をアドバイザーに迎え制作。「時計の捨象」は、nomena(ノメナ)の企画提案をもとに共同で制作いたしました。

インスタレーション「時計仕掛けの森」(企画制作:セイコーウオッチ株式会社、外部アドバイザー:クワクボリョウタ)

 小さな時計に秘められたユニークな内部機構が生み出す動きを、光と影で大きく映し出す「影絵」により、楽しみながら時の存在と腕時計の可能性を感じていただける空間です。

インスタレーション「時計仕掛けの森」
インスタレーション「時計仕掛けの森」

インスタレーション「時計の捨象」( 企画制作:nomena、共同制作:セイコーウオッチ株式会社)

 自在で滑らかなの動きを実現する腕時計の内部機構、音で時間を知らせる音声デジタルウオッチを活用して制作しました。捨象とは、ある物事の特徴のうち一部を残して他を捨てることにより、その物事の本質を探ろうとする思考方法です。「時間を刻む」という時計の本分とも言える特徴をあえて捨てたとき、それでもそこに残るもの。その佇まいや振る舞いから、人々を笑顔にするセイコーの「ものづくり」の姿勢と哲学を感じていただきたいと思います。

時計の捨象 #01
時計の捨象 #01
時計の捨象 #02
時計の捨象 #02
時計の捨象 #03
時計の捨象 #03

イベント概要

会期2022年10月20日(木)〜11月 6日(日)11:00~20:00 ※入場受付は19:45終了
会場Seiko Seed 東京都渋谷区神宮前1-14-30 WITH HARAJUKU 1階
主催セイコーウオッチ株式会社
入場料無料
特設サイトhttps://www.seiko-seed.com/karakurinomori2022/

※イベント内容は事前の予告なく変更となる場合がございます。
※写真はイメージです。

共創クリエイター プロフィール

● クワクボリョウタ

アーティスト/情報科学芸術大学院大学[IAMAS] 教授/多摩美術大学情報デザイン学科 非常勤講師。
 現代美術を学んだ後、1998年に明和電機との共作《ビットマン》を制作し、エレクトロニクスを使用した作品制作活動を開始。デジタルとアナログ、人間と機械、情報の送り手と受け手など、さまざまな境界線上で生じる事象をクローズアップする作品によって、「デバイス・アート」とも呼ばれる独自のスタイルを生み出した。その代表作に《ビデオバルブ》、《PLX》、《ニコダマ》などがある。
 2010年発表のインスタレーション《10番目の感傷(点・線・面)》以降は、観る人自身が内面で体験を紡ぎ出すような作品に着手している。アートユニット、パーフェクトロンとしても活動。『デザインあ展』(2018年/富山県美術館、日本科学未来館)の展示構成などを手がける。

● nomena

 日々の研究や実験、クリエイターやクライアントとのコラボレーションから学び続けている多領域の知見を動力にして、前例のないものづくりの可能性に、具体的なメカニズムを実装するエンジニアの集団。
 近年では、宇宙航空研究開発機構JAXAなど研究機関との共同研究や、東京2020オリンピックにおける聖⽕台の機構設計などに参画。主な受賞歴に、文化庁メディア芸術祭アート部門優秀賞(2022)、DSA日本空間デザイン賞金賞(2017)、日本サインデザイン協会SDA賞優秀賞(2017)、東京都現代美術館ブルームバーグ・パヴィリオン・プロジェクト公募展グランプリ(2012)他。

※1 DESIGNART TOKYO 2022
毎年秋に開催されるデザイン&アートフェスティバル。世界屈指のミックスカルチャー都市・東京の街全体(青山、表参道、原宿、代官山、渋谷、六本木)をメイン会場に、最先端のファッション、デザイン、アート、建築、食、テクノロジーなどがジャンルを超えて入り混じる、デザイン&アートフェスティバルです。今年は、10月21日(金)から30日(日)の10日間、開催される予定です。 

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